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ビグルス・時空を越えた戦士のtakのレビュー・感想・評価

2.7
イギリスで人気があった連続冒険小説を映画化したタイムスリップもの。アメリカのビジネスマンが突然第一次世界大戦のイギリスにタイムスリップ。そこで英国空軍のパイロット、ビグルスと出会う。自由にではないまでも現在と過去を行き来できるようになった彼はビグルスと手を組み、新兵器を使おうとするドイツ軍に戦いを挑む。

日本未公開でビデオスルーだった作品で、日曜日洋画劇場でオンエアされたのを観た。VHSしか出てないのかな。

ところどころに笑いを誘うシーンが用意されてており、「戦国自衛隊」のようなシリアスさを求めると肩透かしを喰らうだろう。しかし空中戦は迫力があったし、クライマックスのヘリコプター対複葉機は楽しかった。主人公とビグルスの関係を語る役割として登場する謎の老人は、「スターウォーズEP4」のモフ・ターキンや往年の怪奇映画で知られるピーター・カッシング。これが遺作だそうである。

映画よりも強烈に印象に残ったのは、イエスのジョン・アンダーソンが歌う主題歌。IMDBで調べてみると、クィーンのジョン・ディーコンがプロデュースした楽曲も使用されているようだ。
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