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恐怖の火あぶり
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『恐怖の火あぶり』に投稿された感想・評価

TS

TSの感想・評価

1.6
短文感想 30点
なんじゃこりゃ。最初に警告文出しといてかなりヤバイ作品なんかと思いきや、意外に話はしっかりしていて、火あぶりのシーンと言えるのもメインとしては一つくらい。十分サイコパスなんだけど、この程の映画でこのインパクトは微妙、というのも自分がサイコパス過ぎるのかと思ってしまいそっちに恐怖した笑 いやでも、ガス缶爆発で燃え移った同僚をみて、火あぶりに興味が出るってのはやばい。放火魔もこういう思想なのだろうか。。結構スコア高めなので、、下げてしまいすみません笑
horahuki

horahukiの感想・評価

3.9
あなたは自由よ!

ママに虐待されて育ったドニーくんは、ママが死んだ途端に「自由だー!」と大喜び。早速あの手この手で女を連れ込んで好き放題に焼きまくるサイコ系ホラー。

レンタル開始が有り難い😆
めちゃ期待してたんだけど、期待以上に面白いし、映像もめちゃオシャレで気合入ってるとこが多くて好みな作品でした♫

同僚見殺しにする冒頭から狂ってるドニーくんのヤバさがわかるし、死んだママ見つけた直後に「大音量で音楽かけていいの?」とか言って早速自分の部屋に行きレコードガンガンに鳴らしながらベッドではしゃぎまくるドニーさんのイカレ方半端ないっすわ。

壁にかかる十字架を印象的に捉えた映像で神に背を向ける(自身の心に目を向けられない)ドニーくんの精神状態が伝わってくる。そこから、虐待と過剰な躾によって形成された未熟さが母親という抑圧であり道しるべでもあったものを失ったからこその解放と転落って感じでどんどん狂気を帯びてくるんだけど、一度背を向けたモノと向き合おうと抗うドニーくんの内面の葛藤が次第に大きくなっていき、母の亡霊(自身の過去)に打ち勝ち受け止めることで前を向こうと足掻く姿にめちゃ辛くなってくる。

再生物語なんて数多くあるわけだけど、人が再生することがいかに難しいことなのかということ。どれだけ努力してみても亡霊は決して離れることなくずっと自分の心の中で引き摺り込もうと待ち構えている。

冒頭、家に帰ってきたドニーくんが階段を見上げる際の切り取り方がめちゃキマってて、ママという果てしない壁を見上げるような嫌な感覚にさせられるし、合わさるメトロノームのような音による焦燥感が彼の脅迫性な精神状態を観客に同調させるのもいい感じ。

挙動不審なドニーと歩き回るキャシーの切り替えの後に豪華さの中にある剥がれた壁紙が違和感を募らせるし、言葉を発しながらも顔が一切映らないドニーの二階へ向かう動作を捉える映像がカッコよくて、ホラー的美しさを感じさせる良い演出だと思いました。影による『吸血鬼ノスフェラトゥ』へのオマージュももちろんサイコー!

そして3人の黒焦げさんが鎮座する部屋の異様さは最高にカッコいいんだけど最高に気持ち悪くて、異常性に絡め取られていく彼の心にとっての信仰を表す祭壇のような役割を果たしていくのが病的な度合いが行き過ぎててめちゃ好き。というかあの火だるまのとこどうなってんの?合成?凄いね。

最終的には普遍的な親子の物語として、至る所に当たり前のように転がっている火種を被害者の目線という最も強烈な非難という形で観客に向けてくる。チープな作品だと思うけど、私的にはめちゃ面白かったです♫
燃えろいい女〜


・・・というのは懐かしの世良公則&ツイストのヒット曲ですが、それを間違った意味で地でいっているのが本作、「恐怖の火あぶり」でございます。
それにしても、身もふたもないタイトルだな!


幼少期にママから折檻され続け、すっかりマザコンと化したドニー(ちょっと若かりし頃のダスティン・ホフマン似)。
コンロの火で腕をあぶられる罰がトラウマになっていた彼は、ある日、仕事仲間が目の前で火だるまになっていても何も出来なかったのであります。
それをなじられると、「火で邪気が浄化されて良かったじゃん」などと完全に頭のおかしい応答をするドニー。

急いで帰宅すると、なんと鬼の様だったママが死んどるじゃありませんか!
すると、心の声が聞こえてきます。
「これでおまえは自由、何をやっても良いんだよ♪」
うおー!マジで?と、はしゃいだドニーは音楽を大音量でかけたり、椅子の上で飛び跳ねたり、ママの死体を火であぶったりしちゃいますよ。

ママから解放された喜びからか、いよいよ頭がどうにかしてきたドニーは会社も無断欠勤。
仕事そっちのけで何をするのかと思いきや、一室の壁に鉄板を張りつめ、耐火防護服を買ってきます。
それから花屋の女性店員をだまくらかして家に連れて行き、いよいよ訝しがられると殴って気絶させましたよ。
花屋さんが目覚めると、そこはあの鉄板部屋。
何故か真っ裸にされ、吊るされちゃっているではありませんか!
そこへ現れたのは防護服を着込み、火炎放射器を持ったドニー!
狂えるドニーは、真っ裸の女子を消し炭にしたい衝動に駆られていたのです!
ガソリンをかけ、躊躇なく火炎放射するドニー!
泣き叫ぶ花屋さん!
あっという間に真っ黒こげの出来上がりDEATH!

それからというもの、夜な夜な強引なナンパに精を出しては、ドニーはガングロギャルの1000倍は黒焦げた女子にドレスを着せて、部屋にコレクションしてゆくのでした。
相当、臭いとか気になりそうですけれど、そういう細かいところは気にしちゃいけない仕様でございます。
ジョー・スピネルの「マニアック」と同じですね。

そうこうしているうちに、仕事仲間と神父さんが勘違いからドニー宅を訪問、ついにドニーの危険な趣味が暴かれてしまいます。
うおー、どうなってしまうのか?!
と思ったら、それこそ「マニアック」でしたよ!
もしかしたらジョー・スピネルはこれを観て感銘を受けたのでしょうか?
思わずパクリたくなるほどに!(苦笑)


古い映画なので、さほど刺激的な場面もないのですが、やはり火あぶりで殺害するサイコパスというのは他に中々いないので貴重な存在ですね。
あとは「エクスタミネーター2」のロバート・ギンティが景気良く悪党を燃やしていたぐらいでしょうか?

尺は短めだし、テンポも悪くないので退屈はしませんが、最大の難点はウリである火あぶりシーンが二回しか無いことです。
しかも女子を燃やすのを見せるのは最初の一回だけ。
あとは黒焦げ死体しか見せてくれません。
これは物足りない!
真っ裸も1人だけとは健康な男子たるもの大いに不満!
たぶん予算が無いのでしょう。
燃やされるカットも、人形をただ燃やしているだけで動かないから迫力がない。
最後に拉致した酔っ払い女子も結構可愛かったので期待したのに裸もお預けとは!
どんな我慢プレイを強いるんでしょうか!

最後まで何も良いことが起きない陰鬱な作品ですが、今では「血のでないスプラッター」としてカルト化しているとの事。
観てみると、それはちょっと持ち上げすぎだなぁと思った次第であります。
毎度、ちゃんと火あぶり焦げ焦げを見せてくれていたら評価も上げざるおえない出来ではあるのですが、非常に惜しい・・・。

あ、最後の最後にちょっとしたオマケがありまして、ホラー映画における正しいクロージングとはどんなものかを教えてくれますよ。
教科書的模範解答なエンディングでした。


セルDVDにて

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