自然豊かな瀬戸内海の小島で砕石運搬船を生業とする夫婦がいた。
決して裕福ではないが家族5人が慎ましやかに幸せに暮らしていた。
時代は高度成長期。
変わりゆく時代に翻弄されながらも精一杯生きる家族の姿が逞しい。
「家族」「故郷」「遥かなる山の呼び声」
順番バラバラだが民子三部作を鑑賞。
どうやって頑張っても時代の流れに逆らう事が難しい事もある。
そう言った事を理解し生きていかないといけない。
淋しくもあるが、そうやってまた強くなっていく。
精一や民子が時折振り返る楽しかった過去の映像が微笑ましかったり、ちょっ切なかったり。
今の時代を想うと、色々考えさせられる作品だった。
山田洋次監督作品