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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前編 始まりの物語のkwsmhktのレビュー・感想・評価

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・背景の広さが気になる入り。広さは恐らく隙間を認識させるため?
・あとイヌカレー美術をめいっぱい展開させるためかしらね。そのための振りとしての「隙間」背景。画として「何かが入り込む」を見せてる。

・まどかに「願い」や「思い」を持たせない見させない作り、あー、エヴァのシンジくんだな、と。なのにガンガン首つっこむ。ううーんて。

・魔女の世界に入るのに小さく躊躇するまどかを繰り返すのいいです。

・件のマミさんのシーン、ことさら盛り上げるでも無く、屈託なくやるのいいです。

・マミさんのシーン、ここまでは「魔法少女」のお約束の範疇だったのに、ここから変わってくるのよね。

・というか見る人たちには「魔法少女」のお約束、イメージは刷り込まれてるうえに、ここまでわりと丁寧に(不穏さ、サスペンスは立ててたとはいえ)それをなぞってたので、この急展開が効くのよね。

・まあ全体的にその「お約束」「イメージ」を根っこに作ってる。その上での乗っからない演出やら展開なので、見てるこっちはずっと違和感ありながら見なきゃならない。うん、タチ悪い。
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