キム

金融腐蝕列島 〔呪縛〕のキムのネタバレレビュー・内容・結末

金融腐蝕列島 〔呪縛〕(1999年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

高杉良さんの金融腐食列島シリーズは本で読んでいたが、モデルとなった銀行が違くて、呪縛は読んで無かったので、映画で見ることが出来てよかった。ストーリーとしては、企画部を中心とするミドル4人組が総会屋と関係のある組織を一新して新しい組織を作り株主総会を乗り切る話。
日比谷公園を中心に霞ヶ関と丸の内を行き交うように物語が進行していく。
映画の感想としては、ストーリー展開が早いと感じたが、総会屋との緊迫感あるやりとりや、派閥争いなど非常に面白い点もあった。また彼ら4人組のモデルの人たちは作家に転身したり、鉄道グループの建て直しをしたりと、変わったキャリアを歩んでいて数奇な人生を歩んでいると感じた。
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