仕掛けたもん勝ち作品。
ノーラン節が如実に出ている開花作品。
10分しか記憶を保てない男。
妻を殺された復讐心だけが彼のアイデンティティーを保つ。
男は忘れてはいけない事をひたすからメモし続ける、入れ墨として体にさえも。
鑑賞開始後は、
前評判良すぎじゃね??っというくらい単調でちんぷんかんぷんな雰囲気である。
だけど何か違う。
話が進んでいくと同時に、
おっ!そうなの!?
えっ!そうなの!?
そしてラスト!
おっ!おぉ〜〜〜!
ここからノーラン節がスタートするのねと。
もちろん本数を重ねるスケール倍増しまくるノーラン作品に比べると荒削りな雰囲気はあるが、
知恵の勝利!!ってなる作品。