MoriTaka

黒い家のMoriTakaのレビュー・感想・評価

黒い家(1999年製作の映画)
3.8

昭和生命に勤務する若槻は、                     保険金の請求書類に埋もれ苦闘                   する日々を送っていた。ある日                   若槻は中年女性の声で、問い合                    わせの電話を受ける。思いつめ                   たその声の様子に、思わず自殺                   を思いとどまるようなだめたが                   相手は彼の名前を確認すると電                   話を切った。そして翌日、菰田                   と名乗る契約者から若槻名指し                   のクレームを持ち込まれる…

画面の粗さ、ジメジメした空気                  感。終始薄暗く、不気味で不穏
な描写が続いて行く作品。

今作に登場するサイコパスは、
知力が高く、自身の美学に準じ
る人間では無く、ただ欲望の為
に犯行を重ねる事を厭わない…
人の心が全く無い…ある意味、
最恐のサイコパスです…

総じて素晴らしいが…内野聖陽                   のビクビク演技が、怖い、面白                   いを通り越して鼻に付きだし…
普通の人間はあんなものだろう                   けど、私的には観ていて苦痛で                   した…はぁ?が、勝っちゃって
それだけ演技が素晴らしいって                   事なんですけどね(笑)

過剰なコメディ要素があるし、
ツッコミどころは多々有れども
全部ひっくるめて、気持ち悪さ                   や恐怖になる様な、絶妙な邦画
最恐ホラーの一つじゃないか…

皆さんコメントしてらっしゃる                  【乳】の件を含む階段のシーン                   は、最恐でしたね😱
MoriTaka

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