デイヴィッドはピアノの才能があり、幼少のころから注目されました。その後、父親の反対を振り切り英国に留学した後、精神に支障をきたし地元に戻ってきて、という話です。
父とデイヴィッドの関係が話のテーマのように感じました。父のおかげで、デイヴィッドはピアノの才能を開花させますが、父が原因で海外に行ってステップアップする夢が断たれてしまいます。絆を大切にすることについて考えさせられます。
突然、デイヴィッドが精神を病んだ印象を受けました。きっと父親との関係から積み重ねられてきたものなのでしょうが、父親から離れてしばらくしてからでした。
以降、冒頭の病を患った状態に戻りますが、そこからはただのピアノがうまい精神患者の話になりました。あまり、音楽業界に詳しくないので、単純に精神を患った人となってしまい、ドラマ性を感じることができませんでした。実話を基にしていますが、こんな実話があったことに驚くには至りませんでした。