毎日のように家に塗りたくられた赤を掃除する母。その様が罪との対話と償いの儀式にも見えた。 命を作り育てていくこと。出産し育てていくことが当たり前の私たち人類に、その計り知れない重さを感じる。子を産…
>>続きを読む原作未読です。映画をみて読んでみようと思いましたが、なんとなく読後も映画にがっかりしないんじゃないかな…?という作りだったと思います。
ケビン役のエズラ・ミラーがハッとするほど美しい、かと思いきや3…
すんごい良かった、丁寧に作ってあったと思う。工事現場の音に癒されるシーンなんかは度肝を抜かれた。ただ1回では分かりにくい話もちらほら、そこはハッキリ描写してくれと、このトーンの映画ならやっても大丈夫…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
息子に愛を与え続けた母親、その愛を無視し続ける息子の物語。何故こうなるのか全く理解できないが、現実に有り得ると考えたら恐ろしい。不快感もなかなかで、結構イラつきますが、ラストはいい終わり方だと感じま…
>>続きを読むこの少年は確かに異常に見えるが、本当は理不尽ではない。根底には母親に正面から自分の存在を認めて向き合って欲しいのである。
少年の切なる欲求はやがて大変な事態を引き起こすが、やっと最後に息子に正面か…