MahoGibelさんの映画レビュー・感想・評価

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フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(2015年製作の映画)

1.5

けっこう面白いテーマが色々と盛り込まれている筈なのに、物語としてグッとくる部分がひとつも感じられませんでした…薄い。アナスタシアの身体はとても綺麗でそういう意味ではラブシーンは心地よく見られました。残>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.0

12月下旬に鑑賞、原作漫画を本日読破しました。
どちらも名作だと思いますが、先に映画を観たせいもあるでしょうが、映画版のほうが鋭く強く胸に訴えかけられたように感じました。ほのぼのとシリアスのコントラス
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.5

中高生のときにみて以来、約10年ぶりの鑑賞。当時から好きでしたが、大人になってみるとまた違う感動がありました。素直に『いぃ〜映画だなぁ…』と思いました。女性弁護士の気持ち、ちょっと分かっちゃう。ダコタ>>続きを読む

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.5

非常に巧みな後味の悪さがある映画だと思いました。怒りをエネルギーに生きてはいけない、という教訓が強く伝わってきます。両エドワードの演技力に脱帽!!

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.0

おもしろかった!
こういう話だと思ってなかったのですが、クイズの解答から主人公の人生を回想していくというのは、とても面白い運び方ですね。ジャマールの人生ひとコマひとコマが過酷ながらも生き生きと描かれて
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モリー先生との火曜日(1999年製作の映画)

4.0

誰の人生も誰かに語られるべきですね。そこには必ず後悔も失敗も喜びも幸せもあり、教えられるべき教訓がある。

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

4.5

うーん、さすがバズ・ラーマン引き込まれる‼︎
すっかり世界観にハマってあの仰々しい台詞まわしが不自然に感じないのはすごいですね。でも瞬間的に頭がさめるとすごい面白く感じる。アロハ姿のギャングが『I
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ある子供(2005年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリーをみてるみたいに、ブリュノもソニアもふたりの関係性も『実際あるよなぁ』と思ってしまう現実感。その分、『果たしてブリュノは本当にわかってるの?変わるの?』と思ってしまう。どうしても、結局>>続きを読む

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.0

よくできた映画だなぁって感じがしました。妄想と現実の境界線のあやふやさを観客も巻き込んで体感させるストーリー運びはとても面白い。悪人ではないけどエゴが強い嫌な人間がたくさん出てくるところも面白い。バレ>>続きを読む

八月の鯨(1987年製作の映画)

4.0

島のはずれの家にふたりで暮らし、穏やかな(もしかすると平穏すぎる)時間の中で日々を過ごす老姉妹のお話。姉妹特有の一筋縄ではいかないお互いへの愛情をうまく描いていると思います。暖かいけど少し寂しい雰囲気>>続きを読む

ぜんぶ、フィデルのせい(2006年製作の映画)

3.5

アンナの見事なまでの仏頂面!あたまの天辺から怒りのオーラがじりじり出てるみたいな演技がとってもかわいいです。ただし自分の勉強不足で歴史的背景がいまいち理解できず。フィデルって誰よ。反省です。

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

3.0

再鑑賞したら…あらら?昔みたときはすごく好きだったのに??と思いました。いや、相変わらず世界観や設定は好きだなと思ったんですが、キャストが……トム・クルーズもブラピも男前ですが、儚いヴァンパイアにあて>>続きを読む

トリュフォーの思春期(1976年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

これはジュリアンの被虐待を取り巻く問題がメインテーマだったんでしょうか?作品全体から心に強く訴えるメッセージを個人的には感じず…どちらかというと子供たちの世界が素朴にきらきらと(ちょっと毒を含みながら>>続きを読む

マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

5.0

久しぶりに再鑑賞。私の個人的ベスト映画のひとつ。隠しきれない哀愁を眼にたたえたマイクと、長い手足を持て余すように動き回るスコット。リバーもキアヌも超はまり役ですね。みているうちにどうしてもマイクに感情>>続きを読む

君がくれた翼/しあわせのカラス(2012年製作の映画)

4.0

大阪ヨーロッパ映画祭にて鑑賞。
少年ヨヨは父親と二人暮らし。家にいない母親を恋しがり、ぶっきらぼうな父親とはどこかうまくいかない。そんなある日、巣から落ちたカラスの雛を拾ったヨヨは、ジャックと名付けて
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

4.0

バズ・ラーマンの色彩美と絢爛豪華なセットと衣装を楽しみに観に行ったのですが、ストーリーに心打たれて帰って来ました。しかし、名作文学だけに、やはり原作ファンの方々には物足りないのでしょうか?(私は未読で>>続きを読む

ブリキの太鼓(1979年製作の映画)

4.0

これ好きだなぁ。話に整合性やリアリティがあるのかというとイマイチだし、気持ち悪いけどなんか雰囲気面白い映画ですね。なんかキャラクターがみんな妙に腹黒くて良いと思います 笑

スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー/純愛日記(1970年製作の映画)

2.3

正直、見終わったときは『あれ?つまんなかったなぁ??』と思いました。別荘に場所を移してから話があらぬ方向に行きそのまま戻ってこなかったような…『人生を嘆く大人達とそんなことにはおかまいなしの若き恋人達>>続きを読む

シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

4.3

リアルで面白い。話の区切り方や時間軸の動かし方が、いい具合にスピード感を出しつつ、かといってストーリーの邪魔にならずで良かったです。ラストシーンがシティオブゴッドの実在感を増させますね。

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.5

最後のスピーチは格好良かったですが、平日夜の鑑賞の眠気を追い払うには中盤の面白さや引き込みが足りなかったです。コリン・ファースによく似合う役ですね!

少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

3.9

原作未読です。映画をみて読んでみようと思いましたが、なんとなく読後も映画にがっかりしないんじゃないかな…?という作りだったと思います。
ケビン役のエズラ・ミラーがハッとするほど美しい、かと思いきや3秒
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明日へのチケット(2005年製作の映画)

3.8

実は出だし眠かったのですが、どんどん面白くなっていってびっくり。サッカーバカ達のお話がお気に入り。

運動靴と赤い金魚(1997年製作の映画)

4.0

初めてのイラン映画ですが、これから色々と発掘したくなりました。
日常の中の小さな事件、大げさな出来事や表現はないけれど、かえって子供達のわずかな表情の揺れが光っていました。少し古い質の映像が、作品の素
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グーニーズ(1985年製作の映画)

4.0

24才にして初見ですが、好み云々は抜きに、とてもバランスが良い作品だと思いました。ワクワクと冒険と勇気と友情とおバカと、そして死なない程度に悪者を懲らしめる!笑 子供ができたらみせたい映画のリスト入り>>続きを読む

ハッシュパピー バスタブ島の少女(2012年製作の映画)

3.5

面白かったのかと聞かれたらよく分からないけれど、印象に残る作品。宮崎駿の影響を受けているいうのはなるほどと思いますが、実写版ジブリと言われると…うーん。
ハッシュパピーの黙々と生きる姿が心に残りました
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青い棘(2004年製作の映画)

3.0

映画だけではストーリー背景の深い部分を理解するのは難しかったので、映像美で見きった感がありました。仄暗い青春映画。

シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.0

主役ふたりが男前なので、女性としてはそれだけで楽しくみられる作品かと(笑)これぞ娯楽映画!って感じでスカッと楽しめました。

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.5

村田が『こんなおじさん…いるわ…』という嫌なリアリティがありなんとも恐ろしい。グロ苦手な人は絶対にみない方が良いです。でも心理描写は全体的に見事。