悲しすぎる愛の物語。
なんでもする代行屋の男とヤクザの愛人を殺害してしまった女。不思議な関係が始まる。
ふたりの出会いから、死体処理、キャリーバッグを女に渡すなど一連の流れがテンポよく素晴らしい…
このレビューはネタバレを含みます
屋台で食べてる煮込みとコップ満タンに注がれる白い酒がうまそう。
何か隠してる依頼人の女、ということで期待するもあまりストーリーは転がらない。
しかしその分一つ一つのシーンが長く濃い。
依頼人の女…
ストップモーションとスローモーションとの使い分けが凄まじく巧い。
名美の部屋で二度見られる長回しも素晴しい。余貴美子がカメラに近づき、必然的に顔のアップになると後ろから伸びてくる手の驚き!
当然のご…
感性が鋭いという意味を
初めて理解した映画!
この一本の映画を見ているだけで
多くの学びがあった...
長回しの迫力ある映像と、鮮やかすぎるそれぞれの感情
観たのは昨晩なのに、まだ驚いている..…
俯瞰を誘う世界のあちら側とこちら側の視線。世界の傍観者のような紅次郎とたくさんの後悔を抱える哲郎の境界線が瞬く。可哀想な女たちを放っておけない「女たちの夢の跡」の管理人の哀憐にいだかれて。みんな孤独…
>>続きを読む竹中直人のおでこに拳銃がめりこんでいく美術。
ひまわり、赤いバラなど花がいい。影もいい。遠くから余貴美子が縦横無尽に動き回るシーンがよかった。影が水溜りに映っている。赤と青のネオンがよい。動脈と静脈…
名美(余貴美子)が腐れ縁の愛人(根津甚八)との関係解消を図るためにホテルで殺して、なんでも代行屋(竹中直人)を巻き込んで死体をあずける。
「こんな事件に巻き込まれるのはヤダ」という竹中直人は、名美を…