「時は金なり」をそのまんまの意味で映画化した作品。
近未来、人類は寿命を克服し、遺伝子操作で25歳のまま生きられるように。でも時間は有限。日常でも時間が現代の通貨の代わりになっている。富裕層はとんでもなくリッチな中で数百年生きてるのに、スラムの住人は毎日、起きた時に自分の寿命が１日もない中で暮らしている…。
これは、富裕層による人類の支配。なんと意図的に殺すことで人口をコントロールするためだった！！
と、発想は素晴らしい。ぶっ飛んでるが、それが良い。
でもそれをストーリーとしてうまく描けてるかというと…厳しいよね。
文明は発展してるようなのに色々とガバガバ。時間の奪い合いが腕を交わすだけで出来る？トラックで突っ込むだけで盗み出せる？
時間管理局は多くの人から嫌われてるようだが、それこそ集団リンチにでもなればいいのにならないし。
エンディングの「俺たちの戦いはまだ始まったばかり！」的な部分も。
目指すのは時間をもっとばら撒くことなのか？体を元に戻すことなのか？
その辺分かりやすくしてほしかった。
あと、シルビアの吹き替えが酷い。各所で言われてるが、本当に酷い！誰とは言わないが本業云々抜きにして酷すぎっす（笑）
