ハリー

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)のハリーのレビュー・感想・評価

4.0
前作が灰原哀をヒロインとして黒の組織とガッツリ絡み、アムロもシャアも登場するという超豪華なラインナップでの大作だっただけに、本作はスタッフさんのプレッシャーはデカかったんだろうなぁ。

怪盗キッドと服部平次を軸にしたストーリーで、舞台は函館。土方歳三の使用した刀が重要な役割を果たす。
登場人物が多い、会話での説明が多い。お宝の在処を探して場面が目まぐるしく変わるなど、情報過多で処理しきれないくらいの急展開の連続。

現代の武器商人が探し求めるお宝は、第二次世界大戦中での戦局を一変させるほどの価値のあるモノ。まあ、オチとしてはそんな感じやね。

沖田や鬼丸はゲストキャラと考えれば良いとして、紅葉は俳句の知識を活かした重要な役割を果たすだけでなく、スタングレネードをシリアスとネタ両方で使うという賑やかし枠。
キッドと中森親子との関わりも描かれており、本作のキーワード『親子』を示唆してたんだなと、エンドロール後に気づいた。

そしてキッドの正体・・・
これ、本編に影響を与えない劇場版で明かして良かったの?ってくらい衝撃でしたわ(汗)
ハリー

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