しらすごはん

あの頃ペニー・レインとのしらすごはんのレビュー・感想・評価

あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)
4.2

エバーグリーンの青春音楽映画。

自伝的作品は、やっぱりおもしろいですね。

キャメロン・クロウ監督の実体験が引用されている物語。

監督は、15歳でローリング・ストーン誌にロック評論を書いていたっていうからすごい。

1970年代の音楽業界の裏側が垣間見られて楽しかったです。

なにより、切ない恋愛ストーリーの側面が好きでした。

当時サントラも購入しました。


主人公は、家出した姉の影響で音楽好きになったウィリアム(パトリック・フィジット)。

彼が地元誌にロック評論を書いたところ、
ローリング・ストーン誌が注目し、ウィリアムに原稿を依頼してきた。

15歳の少年とは知らずに。

そして、ウィリアムは、ブレイク寸前のバンド、スティルウォーターの全米ツアーに同行取材することになる。

ツアーの中で、バンドメンバーやグルーピーの女の子達にどんどん影響を受ける。

そして、ウィリアムは、少し年上のペニーレインと名乗る少女(ケイト・ハドソン)に惹かれていく。

〔エルトン・ジョンのTiny Dancerが流れるなか、ペニーレインが踊る姿は映画史に残る名シーン〕

〔まさにロックの妖精〕

ただ、ペニーレインはウィリアムには姉のように接するだけ。

本当はギタリストのラッセル(ビリー・クラダップ)を愛していた。

ウィリアムは文才はあっても、カリスマ性のあるロックスターにはなれない。

ペニーレインはラッセルに邪険にされ、傷つき、捨て鉢になってしまう…
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