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大理石の男
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『大理石の男』に投稿された感想・評価

McQ

McQの感想・評価

3.8
博物館の倉庫の片隅に眠っていた〝ある男〟の大理石、、映画大学の女学生アグニェシカは卒業制作として「大理石の男(ビルクート)」の過去を探り、現在に至るまでのドキュメンタリー映画制作に乗り出すのであったが、、

アグニェシカが生き証人の姿をカメラで捉え、更にその証人が語る過去(回想シーン)の中でビルクートを撮影するカメラがある。更にアグニェシカをカメラで捉えているのがワイダ監督である。文章にするとこんがらがりそうだが、映像で見ると複雑さは感じない。

又、主人公の一人であるアグニェシカがなんともアグレッシブ且つワイルド(足癖がとにかく激しい!笑)な性格をしており、もう一人の主人公ビルクートよりも余程気になる存在だった。

正直、ビルクートのエピソードには、いまいち興味が持てず、アグニェシカの周囲の反応と同様、「本当にこの映画面白いのか?」と疑問を抱いたまま終盤に突入してしまったが、、その印象をガラリと変えてきたのがラスト20分での出来事である!、、そして超絶気になるところでエンドロールに突入、、(続編の「鉄の男」が気になるものの、評判はイマイチか、、)

前期の傑作群とは異なる魅力!、、カメラワークに〝探偵モノ〟チックな曲使いにセンスを感じずにいられない。
アンジェイ・ワイダの77年作。
「コルチャック先生」に次いでワイダ監督は2作目の鑑賞。
映画学校に通う女生徒アグニシェカが卒業制作の題材に、忘れ去られた国の労働英雄を追った、ドキュメンタリー作品を選び、制作に挑むという物語。スターリン時代の共産党のバリバリの社会情勢でヒーローに祭り上げられた男は、次第に社会の矛盾に気がつくが、社会に抹殺されていくのか。そんな”大理石の男”ビルクートの半生を追うプロセスは、全く妥協なく、まさにジャーナリズム。真実と本人に繋がっていく流れが見応えがあった。

ポーランドというお国柄と辿ってきた歴史か、反政府的で荒削りだが野心的な作品が生まれる土壌になっているんだろうな。
160分の骨太。速攻で続編の”鉄の男”もVHSで借りた。
菩薩

菩薩の感想・評価

3.5
社会主義体制下において英雄に祭り上げられ、そして時代に封殺された男。要するに、言いたい事も言えないポイズンな社会に対する反抗。共産主義体制の問題点、そして資本主義体制の問題点、どちらが良いとは当然一概に言えないが、どちらも共通しているのは、出過ぎる杭は必ず打たれるという事か。次なる世代が、前の時代を見つめ直すことの重要性。とりあえず手のひら火傷するシーンで、酔拳2を思い出すのは自分だけでは無いと信じたい。上映時間も長いが、主演女優の股下がとにかく長い。

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