今のテレビアニメでは見られないアニメーションを久々に見た。
なんか昔のディズニーっぽい動きだなーと思った。
作画コストって何?って感じで、まず描きたい絵ありきで作ってる感じがした。
その上でどうしてもカバーできないところは止め絵になってるけど。
細かい仕草とか顔の向きとか、ちゃんと画面から排除しないで一人一人の動きを描いている。
リミテッドアニメ以前っていうことなのかな?どっちが先かわからないけど。
演出もところどころ「おー」ってなった。
船に乗って旅立つ時の 太陽のリアリティとか持ってるロープのぼやけとか。
全体的に遠近法を意識したオブジェクトのスライド演出の立体感、奥行き感がすごかった。
あと単純にちっちゃいキャラが全員バラバラに動いているだけで眼福。
祭りのシーンとか51分くらいの子供たちとか。。
色彩的には暖色と寒色の使い分けで飽きさせない絵作りは勉強になった。悲しいシーンで月明かりで青い絵にするのとかも。
ねずみの襲撃で、チェンソーマンのマキマさんってヒルダだったの?と思った。歌で支配するのとか。
ヒルダの怪しさとか葛藤とか、キャラクターアークとして完璧なキャラだと思った。