はる

アメリのはるのネタバレレビュー・内容・結末

アメリ(2001年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

こんな映画初めて見た!
全てのキャラクターがユニーク。みんなどこか変だけど、そんなところも、が、素敵だ。彼らが現実世界に居たとして、私は彼らの魅力に気づけるのだろうか。いや、気づきたい!そう感じさせてくれる映画。
変な子に見えたアメリが、実は人と関わりたいと思っていたり、世界って素晴らしい!となったあと、人生に絶望したり…と共感できるところも多く、自分と重ねて見てしまった。
映像美はもちろんだが、効果音などのBGMも良かった。言葉で語らない力を感じた。特にアメリがもう叶わないかもしれないニノとの未来を夢想し、涙するシーン。ただお菓子を作っているだけなのに感情移入させられ、ああ、泣かないで…アメリ……ときゅーーんとした。
あと、アメリのカメラ目線が印象的。目がでかい!カメラ越しでもハッとし、映像に引き込まれた。今後目が大きい人を見たら、アメリだ…と思ってしまいそう。
はる

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