松岡茉優

アスファルト・ガールの松岡茉優のレビュー・感想・評価

アスファルト・ガール(1964年製作の映画)
4.7
話はかなりつまらないが、ミュージカル映画としては100億点な作品。『ウエスト・サイド物語』から影響を受けまくってる(殆どパクリみたいな)ダンスシーンが多くて最高。ってか『ウエスト・サイド物語』がこの世に誕生してなかったら多分撮られてなかった映画だと思う。
タップダンスをするシーンが2つもあるのが本当嬉しい。男女ペアで踊るやつ(超名場面)と2人の靴磨きと中田康子が踊るやつ。靴磨きとのレビューシーンは動きが躍動的で、ダンサーが良いってのもあるんだけど、やっぱり振り付けがすんごい上手い。流石ロッド・アレキサンダーって感じ。
本作はよく『君も出世ができる』と比較されるのだけれど、『君も出世ができる』は米国の50年代ミュージカル、本作は米国の60年代ミュージカルをベースにしているため、全然違った印象を受けた。どっちも大好きだけど、話は『君も出世ができる』の方が断然面白かったなあ笑。
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