kazマックスグローバーレッド

セブンス・カースのkazマックスグローバーレッドのレビュー・感想・評価

セブンス・カース(1986年製作の映画)
3.4
血の呪いをかけられたチン・シュウホウが妖術を使うグー族が住むタイの奥地まで呪いを解きに行くインディ・ジョーンズな香港映画。

チョウ・ユンファあんま出てこないけど美味しいとこ持っていく。黒の呪いをかけられたマギー・チャンは7種類の黒い動物「羊・牛・犬・猫・蛇・鷹・トカゲ」がブレンドされた血風呂に身体を浸し解毒。シベール・フーと倉田先生はちょっとだけ出演。ディック・ウェイは珍しくいい奴。

腹を裂かれて大量のうじ虫が湧いて出たり、この映画のヒロイン・ベティの片乳上部を切り裂いて血まみれの謎の御守りを取り出し負傷したチン・シュウホウの口に含んだりとグロ描写が悪ノリだ。ラストは着ぐるみゼノモーフもどきvsパペットなチェストバスターの血みどろ対決。この時代の香港映画の手作りグロはいいねぇ。

しかしそんなVFXより強烈だったのは、ジャンプしながら悪党の住む集落の小屋めがけて突っ込んできたジープに手下の一人が普通に跳ねられて吹っ飛んでるスタント。5回ぐらい巻き戻して見たけど普通に事故映像やん。やはりこの時代の香港映画は恐ろしい。