第二次世界大戦時にドイツ支配下のフランスで起こったユダヤ人迫害により過酷な運命をたどった少女と、その少女のことを知ったジャーナリストの現代での苦悩を描いています。
ある日突然、フランス当局から連行される家族。その姉弟の姉サラは幼い弟をとっさに家の納戸に鍵をかけて隠します。そして弟を残したまま連行され、収容所に送られ家族とも引き裂かれることに、、、サラは弟を迎えにいくために収容所を抜け出し、なんとか家に辿り着いたのですが、、、
そして現代ではサラが住んでいたアパートの歴史を知ったことで、いろいろと調べていきます。ただ調べれば調べるほど思いもよらない真実にたどり着いてしまい苦悩する、、、
戦争という無意味なものにすべてを奪われた少女、それに関わり苦悩してきた人達、そして新しい未来へという物語です。
