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成吉思汗のニューランドのレビュー・感想・評価

成吉思汗(1943年製作の映画)
3.1
【スマホ故障、修理前·未完下書き仮アップ↪️継足し(予定)】

✔️🔸『成吉思汗』(3.1) 及び🔸『西住戦車長伝』(3.7)🔸『日本人 明治篇·昭和篇』(3.9)▶️▶️

 この特集にも、国威の高揚的な壮大な作品らもある。しかし、

 『成吉~』。トーキー以後、少なくとも戦後の、日本映画の三大殺陣名人というのは、近衛十四郎、若山富三郎、そして、この、戸上城太郎だそうだ。彼が若きモンゴルの英雄を演じるが、剣捌きよりも、真っ直ぐさと恰幅の押しの良さによる抜擢か。確かに自然といい、登場人員の数、その直線的動感といい、当時というのか、今でも日本映画↪️【継足し】
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『西住~』。↪️【継足し】
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 『日本人』。大曽根と島津による、どろどろの戦争状態ではなく、近代戦争に足を踏み入れ、そこに念頭の理想や気概が支配的に残り得てた時代を描く作品。内容と共にタッチが嘘の痛ましさなく、清廉なものがある。
「明治初年、20もの藩に分け与えられた、北海道開墾の地は、国防も兼ねた屯田兵村に進化した」「(肉親の)仇討ちは禁じられた時代。だが残る‘士魂’は振り捨てられぬ」「教師の派遣はいつになるか。(仇討ちの罪状はあるが、)その先進的教養を、子供たちや我々の(馬政策の)師として迎えるべき」「西南戦争への出征が割り振られた栄光は、やはり師の履歴~犯罪者かもで引っ掛かってる」
「西郷さんに追い腹するは間違ってる。西郷さんは自己完結したが、貴方たちは若い。これからやることがいっぱいある。天皇陛下の子どもたちなのだから」「戦争で眼を失った事は悔いる事では。そのぶん、国としては何かが進めたのだから」「眼など怪我したこと自体より、その為に前線から戻され、漢口入場に間に合わなかったことだ」「兄弟再会で、家族と国の中の公私混同は、本来は押さえるべきにしても」
家族の歴史と戦争の歴史を重ね合わせ、女性の提言·主導で家人はがりか、若い旧藩士一堂が、感服·改心するシーンもあり、戦闘とその合間の肩の力を抜いた話しや鶏追い等が、同等の優しい肌触りで描かれ、大義も個人的納得の前にあるのか、ないのかわからないようなもの。セットや器材·ロケ、惜しみ無い大作の分、殆ど完璧なデクパージュ·ルック·ペースが実現されてて、奇跡の様な傑作である。↪️【継足し】
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