鑑賞記録
おじいちゃん×子供 なんて…
ハズレな訳がない!
幻のチョウを探す旅に出た、偏屈な老人と孤独で活発な少女の心のふれあいを綴ったハートフル・ムービー。
フランス南部の美しい風景や山で出会う人たちとの交流、ゆったり流れる時間…と、全てが穏やかで心地好い作品だった。
ありがちな設定でもあるけれど、年齢を超えた人と人との関わりの中で心が解けていく様子は無条件に温かい気持ちになる。
2人のユニークなやりとりも少女の質問攻めも常に笑顔で見ていられる。
中でも、影絵でお話しするシーンが1番のお気に入り。
ミシェル・セローはたくさん観てないながら、普通のおじいちゃん役でも品があって紳士の匂い。
それでも、個人的にナンバーワン爺ちゃんはロバート・デュバルで継続中。
昆虫が得意ではない事が若干のマイナス要素ながら、素敵な癒し作品だった。