【あらすじ】
幼なじみのハナ(鈴木杏)とアリス(蒼井優)。
ハナは落語研究会に所属する高校生・宮本(郭智博)に一目惚れ。
同じ部活に所属し、なんとか宮本に近づこうとするハナ。
そしてある嘘をついたハナは、宮本と急接近する。
しかし、その嘘がバレそうになり、さらに嘘をつくはめに。
しかもその嘘がきっかけで宮本がアリスに恋心を抱いてしまい…。
【感想】
蒼井優さんの自然な演技が凄いと思いました。(もちろん鈴木杏さんも)
私も憧れの先輩がいて、結局何も言えずに終わったけど、その頃がすごく懐かしく思い出されました。
花やアリスのようなシュチエーションだったら、私も同じ事をしたかも...。
二人のマジ喧嘩のシーンは涙が出ちゃいました。
恋と友情どっちが大事なのって...。
相手は記憶喪失なんだよ。
でも...。
ハートのA...。
アリスの彼の前での涙...。
ホント可哀想。
「引き出しの奧にしまっておいて、いつかまたそれを見つけたら、そしたら私のことを思い出して。」
「なんか短い間だったけどホントの恋人みたいだったね」
せつないですね...。
アリスは結局友情を選んだんだ...。
未練ありありだけど。
そして花の告白。
女の子の心の葛藤がみごとに表現されてます。
バックに流れるピアノの音が素朴ですごく綺麗。
映画はカット割りがめまぐるしくて、ちょっとついていけないところもありましたが、こんなのもいいかな。
スライドショーみたいで、映画全体が独特の雰囲気をもってましたね。
私が好きなシーンは、アリスとパパとのシーン。
父親って娘に対してはホント不器用なのね...。
まるで私がアリスみたい...全然似てないけど(笑)
アリスのバレエ、凛とした佇まい、凄すぎ。
最後に、このレビュー、映画の雰囲気ちょっと出してみました。
ストーリー 4
演出 5
音楽 4
印象 3
独創性 4
関心度 4
総合 4.0
32/2023