ミーハー女子大生

花とアリスのミーハー女子大生のレビュー・感想・評価

花とアリス(2004年製作の映画)
4.0
【あらすじ】
幼なじみのハナ(鈴木杏)とアリス(蒼井優)。
ハナは落語研究会に所属する高校生・宮本(郭智博)に一目惚れ。
同じ部活に所属し、なんとか宮本に近づこうとするハナ。
そしてある嘘をついたハナは、宮本と急接近する。
しかし、その嘘がバレそうになり、さらに嘘をつくはめに。
しかもその嘘がきっかけで宮本がアリスに恋心を抱いてしまい…。

【感想】
蒼井優さんの自然な演技が凄いと思いました。(もちろん鈴木杏さんも)  
私も憧れの先輩がいて、結局何も言えずに終わったけど、その頃がすごく懐かしく思い出されました。  
花やアリスのようなシュチエーションだったら、私も同じ事をしたかも...。

二人のマジ喧嘩のシーンは涙が出ちゃいました。
恋と友情どっちが大事なのって...。
相手は記憶喪失なんだよ。
でも...。
                                   ハートのA...。
アリスの彼の前での涙...。
ホント可哀想。
「引き出しの奧にしまっておいて、いつかまたそれを見つけたら、そしたら私のことを思い出して。」  
「なんか短い間だったけどホントの恋人みたいだったね」           
せつないですね...。
アリスは結局友情を選んだんだ...。
未練ありありだけど。

そして花の告白。
女の子の心の葛藤がみごとに表現されてます。    

バックに流れるピアノの音が素朴ですごく綺麗。  
映画はカット割りがめまぐるしくて、ちょっとついていけないところもありましたが、こんなのもいいかな。
スライドショーみたいで、映画全体が独特の雰囲気をもってましたね。    

私が好きなシーンは、アリスとパパとのシーン。
父親って娘に対してはホント不器用なのね...。
まるで私がアリスみたい...全然似てないけど(笑)

アリスのバレエ、凛とした佇まい、凄すぎ。

最後に、このレビュー、映画の雰囲気ちょっと出してみました。

ストーリー 4
演出 5
音楽 4
印象 3
独創性 4
関心度 4
総合 4.0

32/2023