王冠と霜月いつか

ハウリングの王冠と霜月いつかのネタバレレビュー・内容・結末

ハウリング(1981年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

2022年10月10日は満月🌕
「ハンターズムーン」と呼ぶのだそうです。
 狼男アメリカンが大好きでそちらが観たかったのですが、サブスクの視聴条件問題と昔1度こちらを観てラストシーンが衝撃的だったと記憶していたので改めて。

1981年の映画な為、CGではなく特殊効果な時代。遊星からの物体Xとかトータルリコールの特殊効果師「ロブ・ボティーン」の出世作との事。

確かに、狼男に変身するシーンは凄い迫力、今観ても説得力があります。変身してしまうとちょっとモジャモジャの着ぐるみの円谷プロのオオカミ型怪獣みたいになってしまいますけど💦

ニュースキャスターのカレンがコロニーから逃げ出す時に肩を噛まれて傷を負いそれが原因で彼女も「仲間」になってしまうのですが、その時撃ち殺した狼男が自分の夫で、それは二の腕の刺青の部分だけを見せる事で観客に伝える感じが良かったですね。そして、生放送中の変身からの…悲しいエンディングです。
 その放送を観ていたバーの客達の中に生き残っていた、狼男…狼女か…の一人が居て、肉の焼き方を聞かれ「レアで」と答えて劇終、次作へのフリになります。どうやら7、8作続編が作られたようですね。

ちなみに、同じ年に公開されています、狼男アメリカンの特殊効果は、オスカーも獲っている、リック・ベイカーが担当していて、ロブ・ボティーンの師匠にあたるそうです。このハウリングの変身シーンに刺激されて、狼男アメリカンの変身シーンを撮り直したらしいです。