そーほー

ピアノ・レッスンのそーほーのネタバレレビュー・内容・結末

ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

不実な女と官能詩人をなんだか思い出した
言葉を発せないんじゃなくて、発さないと決めたエイダ。その言葉の代わりを成すのが
彼女が弾くピアノの音。
スチュアートとベインズの違いはその音に耳を傾けたかどうか。
私的にはその3人でのいざこざよりも娘フローラの子供故の危なさというのが目に付きました。母のピアノに合わせて踊ってる時に「見て見て」と子供らしくアピールする様だったり、最初スチュアートに対して絶対パパと呼ばないと言っていたのにも関わらず最終的にはパパと呼び、エイダとベインズの関係をそんな気はなくてもスチュアートに告げる形になってしまいました。
大事なピアノの鍵盤の1つに思いを綴っているのはなんだか素敵で、エイダなりの愛情表現だと思うと愛らしくもあります
少し言葉足らずな映画かなーとは私は思いますが、映画として、作品として素晴らしいと思えました
そーほー

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