夜ひっそりと鑑賞。
期待を越える最高の映画。
あまりに好きすぎて、始まってから涙がとまりませんでした。
主人公が喋らないというのがまず最高。主人公には常に黙っていてくれとさえいつも思っています。社会…
舞台は19世紀。口のきけない女性エイダは幼い娘と共に、自身の分身ともいうべきピアノを持って、ニュージーランドの開拓をする男の元へ嫁ぐ。
しかし夫は無断でヘインズという男の土地とピアノを交換してしまう…
この作品に出てくる人々は皆純真無垢で、純粋すぎるあまり心が暴走してしまったのだと思いました。
多くの音の重なりが心地良かったです。音があるからこそ、ラストでエイダが思いをはせる海底の沈黙の存在を確信…