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『渦』に投稿された感想・評価

キモカワな魚がイカレ女の奇妙な物語を語ってくれる。キモカワと言うけど、よく見るとこの世のものとは思えぬくらいキモい。声も低い。吐き気がしてくる。画面から腐臭が漂ってくる。この魚は殺人魚フライングキラーか?調理して食べてもいいのか?

魚に取り憑かれた中絶女子のイカれた生態が描かれる。ヴィルヌーヴだけに独特の世界観がある。シュールで風変わりだ。ストーリーも世にも奇妙な物語だ。

若き巨匠が鑑賞者をあざ笑うような偶然性を展開する。キモい話なのか、美しい話なのか、さっぱりわからない。本作を観た皆の衆は、洗濯機に放り込まれたように渦の中で溺れるしかないのだ。
Yuya

Yuyaの感想・評価

2.8
一体どういう事なのか…
事象はわかっても 心象までは覗けない
愛と憎しみ 希望と懺悔が クルクルと渦巻きながら 永遠の平行を辿ってるよう

今や最も期待されてる監督であるからして
巨匠の片鱗でもうかがいたかったけど
いやぁ 難儀だね…
とりあえず 美女をセクシーに撮る事には サイコーに長けてるってのは わかったかな
監督が考える 人が生きる原動力の部分が 正負を重ねて生まれる アイデンティティのように思えて すんごく闇深く感じてしまう

つーか 魚の語りが めっちゃ怖い…
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の不思議な感じの初期作品です。ちょっとアートフィルムっぽい。

大女優の娘で25歳の若きアパレル起業家ビビアン(マリ・ジョゼ・クローズ)だが、事業はうまく行っていないし自堕落な生活を送っている。ある晩、ビビアンは不注意運転で男を轢き逃げしてしまう。その男は死んでしまうのだが、それがきっかけで人生が思わぬ方向へ……という話です。

魚が死のモチーフになっています。その魚が物語を語る。なんか不思議な感じ。要所となる場面に水や魚が出てくる。ボクが苦手とする芸術映画っぽくはあるのだけれど、後半の展開は嫌いじゃない。ああ、なるほど。これは再生の話なのかとわかる。ただ、前半はちょっと退屈。

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は『メッセージ』(2016年)も好きだし、一般的には評判の悪い『ブレードランナー 2049』(2017年)も嫌いじゃない。っていうか好き。これから公開予定の『DUNE/デューン 砂の惑星』だって期待している。不思議な雰囲気を持っていても、根っこはエンターテイメントな人だと思うんですよね。本作は習作っぽい部分はありますが、そんなヴィルヌーヴ監督のエンターテイメントの根っこの部分が後半に確認できたのがよかったです。

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