テレンス・ヒル主演のマカロニウエスタン決定版！
親友に裏切られ妻を殺され、自分も瀕死の重傷を負わされたジャンゴのすさまじい復讐劇。
絞首刑執行人として世間から身を隠していたジャンゴ。
この村では、軽微な罪人が次々と捕らえられては、
金塊強盗犯人として絞首刑にされていた。
そうした判決を受けた罪人を絞首刑にするのがジャンゴの仕事だったが、ジャンゴは処刑の際にあらかじめ罪人に特殊な装置を付けさせ、刑を執行したように装い、外れの村に匿っていた。
ジャンゴにはある思惑があったのだが、
そんな計略も匿った人間の一部の謀反によってジャンゴは一転窮地に・・・
西部劇おなじみのガンアクションがカッコいいのはあたりまえだが、悪人たちが巣くう酒場を焼き討ちにして、出てきた人間を一人一人処刑する場面は迫力！
裏切りまた裏切りで、ジャンゴ以外誰を信じたらいいのかわからない展開となり、ラストは墓場での決闘。
このクライマックスがド迫力で、まるで戦争映画の戦闘シーンと見まがうほど。
『荒野の用心棒』イーストウッド同様、
ヒーローなのにジャンゴもめちゃくちゃに痛めつけられる。
でも演じるテレンス・ヒルは、
徹底的に無表情。
それがかっこいいんだ。
純米国産の西部劇みたいにスマートじゃなく、
とっても泥臭いけど、そんな泥臭さが大好きです。
