健一

荒野のストレンジャーの健一のレビュー・感想・評価

荒野のストレンジャー(1972年製作の映画)
1.9
レジェンド&バカみたい(バタフライ)😅🦋



御年92歳!生きる伝説(レジェンド)クリント・イーストウッドの『バカみたい』な作品(失礼!でも尊敬してますよ)。
彼が今、本作を見返したらどんな感想を述べるのだろうか?


BSで放送していたので録画して鑑賞。
1973年。ちょうど 50年前の作品。

クリント・イーストウッド作品としては 珍しいユニバーサルピクチャーズと組んだ西部劇。いや、異色西部劇と言っておこう。😅

数あるイーストウッド西部劇の中でもかなり異色な西部劇だと最後のほうで確信する。
もう頭の中で『?』がずっと取れない。😅
これは、いったい、ふぁふぃ?(何?)😰

story
ラーゴという寂れた街に辿り着く流れ者。
この街では以前 逮捕した3人の無法者がその刑期を終えてラーゴに仕返しに来るのを恐れていた。
事態を知っていた保安官が 流れ者の凄腕を見込んで用心棒を依頼する。
引き受けた男は街の男どもに射撃訓練をさせ、街中を『赤いペンキ』で塗らせたり 野外パーティーの準備をさせたりと奇妙な行動をとっていく。
そしていよいよ無法者たちが街になだれ込んでくるのだった・・・

ここから ややネタバレ‼️

序盤はいい。とてもいい雰囲気。
セルジオ・レオーネやドン・シーゲルの影響を もろに 受けている。
だが中盤。
用心棒を引き受けるようになってから 雲行きが怪しくなる。😰
『絶倫イーストウッド』お得意のエロエロ男前シーン。
『街中の物は全て無料』の特権をもらい文字通り『爆買い』する流れ者。
そして冒頭にも書いたように街中を赤いペンキで塗ったりと・・・
意味不明な行動の数々。
いったい なんなん?

時折フラッシュバックで元保安官が無法者たちにムチで打たれまくるシーンも挟み込んでくる。

そして向かえるクライマックス。
え? おわり?
あっけなく終わってしまいました。
え? 赤いペンキの意味は・・・🥵

そしてラスト。

は?


これは『復讐劇』と捉えていいの?
それとも黒澤明監督の名作「用心棒」を 茶化してんの?

なんともスッキリしない。😰

イーストウッド『迷走中』の頃の作品です。😅
健一

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