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ザ・タウンのGattのレビュー・感想・評価

ザ・タウン(2010年製作の映画)
3.9
ベン・アフレック監督作2作目。兼主演作。

緊張感ある強盗シーンや銃撃戦、生まれた環境から出たい思い、汚れた世界を演じる俳優達、本当に面白く観させてもらったのだけれど、
ブレイク・ライブリーの役回りを見たら、単なる自分勝手男に見えてきて、冷めてしまったw。カッコいいとこはカッコ良くて、「男のロマン」なんて言いたくもなったが、良かったとは両手を上げて言えなくなっちゃったw。
映画として楽しめたのは事実。
ベンアフの才能も感じつつ、彼の美学映画かもな。

強盗に荒れる街チャールズタウン。
家業のように強盗を世襲して来た生活。
今日も綿密な計画で銀行を襲撃したダグ(ベン・アフレック)たちだったが、予定外の人質を取る羽目になる。直ぐに解放した人質だが、その女クレア(レベッカ・ホール)が地元タウンの住民だと知ったダグは、何か気づかれていないか、正体を隠して彼女に近づく。やがてクレアと恋愛に落ちてしまったダグは、新しい人生を強く願うようになるが、それは簡単には許されない。

個人的にベストアクトは、地元のボス ファーギーを演じたピート・ポスルスウェイト。この人、色んな映画で脇役演ってたけど、凄い印象的な存在感。この映画でも表向きは花屋営りながら恐ろしい脅しの瞳。個性的な顔立ちも映えてました。強烈版夏八木勲さんみたいな感じだよねw

ジェレミー・レナーも良かった。
ダグの幼馴染で、犯罪業にどっぷり、殺しも厭わない前科者。
MCUでホーク・アイ演る前は結構荒々しい役回りもあるんですよね。良きパパの若かりし頃みたいに感じる(笑)。
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