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ALWAYS 三丁目の夕日のEyesworthのレビュー・感想・評価

ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)
5.0
【ただいま三丁目】

山崎貴監督の大ヒットヒューマン映画シリーズの一作目。遂にアマプラで見れる時代。

〈あらすじ〉
昭和33年、東京下町の夕日町三丁目。集団就職で上京した六子は、鈴木則文が営む自転車修理工場にやってきて、その小さな店の佇まいに肩を落とす。その工場の向かいにある駄菓子屋の店主・茶川竜之介は、しがない小説家だった。そんなある日、彼は飲み屋の女将のもとに連れてこられた身寄りのない少年を世話することになる…

〈所感〉
面白い洋画は沢山あれど日本人である以上やはりこの場所に帰りたくなる。何度見たかわからない。最近はそんな映画をいい歳こいて改めて見るのにハマっている。トトロや男はつらいよや東京物語もそう。今の人が見たらよくあるベターなお涙頂戴物語と冷笑されるかもしれないが、それがいい。それでいい。かくいう私もあの頃を全く知らない世代ではあるが、なぜここまでこの作品を通じて懐かしさに浸れるのだろうか。東京が田舎だった頃、まだそこには人情で溢れていた。昔は六子や淳之介のメインストーリーに泣いていたが、そこはもちろん空襲で家族を亡くした医者の宅間先生のストーリーにジーンとくるようになった。最近泣いてなかったのに4回くらい泣いた。やっぱり私の涙腺崩壊映画は永遠に三丁目の夕日であることがわかった。堀北真希いつ見ても高校時代に好きだった人に似ていて変な気持ちになる。こんなにアマプラに感謝したことはない。続編もまた見返そう。
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