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パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉のEyesworthのレビュー・感想・評価

4.7
【生きるべきものと死すべきもの】

ロブ・マーシャル監督が手懸けた海賊アドベンチャーシリーズの4作目。

〈あらすじ〉
孤高の海賊ジャック・スパロウは、かつて愛した女海賊アンジェリカと再会する。彼女は父・黒ひげのために生命の泉を目指しており、ジャックはその旅に協力させられることになる。しかし、泉を目指しているのは彼らだけではなかった…

〈所感〉
㊗今年200本目の鑑賞!!!!
今作は前作までと比べて監督が替わり、マーメイド要素などディズニー色が強くなったように感じる。ペネロペ・クルス演じるアンジェリカやイアン・マクシェーン演じる黒ひげことマーシャル・ティーチなどの新顔の活躍が目立つが、エリザベスやウィル、なんといってもピンテルとラゲッティが登場しないのがなんとも残念ではある。この凸凹コンビが登場しないだけで作品の魅力が3割くらい減ってしまうように感じる。
とは言えやはりパイレーツ・オブ・カリビアンはジャック・スパロウのカリスマ性によって成り立っている作品なので、彼が今回も簡単に敵に捕まったり、主人公とは思えぬ行動・言動をとったり、かと思えば最後まで己の信念は貫いたり、思う存分持ち味を発揮していて、ますます彼の虜になってしまうシリーズだった。海賊=ジャック・スパロウ=自由の象徴。彼を見て我々はその生き方に憧れる。それが何度見ても面白い理由だと思う。ONEPIECEとパイレーツ・オブ・カリビアンという最強の2大看板がある海賊界は永遠に生命の泉の如く潤いまくっていると思う。
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