reb

わるい仲間のrebのレビュー・感想・評価

わるい仲間(1963年製作の映画)
3.2
パリ、ピガール広場にたむろすジャクソンたち2人組は、カフェのピンボールマシンで遊んだり、ナンパ目的で街をぶらついたりしている。テルトル広場に行く坂の途中で女性をナンパ。モンマルトルにあるダンスホール「ロバンソン」は改装中で3人は別のダンスホールへ。
街頭での手持ちカメラのゲリラ撮影によるヌーヴェル・ヴァーグ映画的本作は、金欠の若者たちが起こしてしまった犯罪を描く。
ナンパした女性が離婚し勤めも辞めたばかりで、しかも幼い子供を育てるために新たな職を見つけなければならないのだと現実的な打ち明け話をし、一緒に踊ってもくれないことで、段々と2人の熱はさめうんざりしてくる。
本作も負け犬的な男たちが、生きづらく滑稽な姿を晒している。
それにしてもみんなよく歩くなぁ。
坂道だし結構疲れると思うけどなぁ。
reb

reb