13世紀末から14世紀初頭にかけて、イングランドの圧政からのスコットランド解放を目指し戦ったウィリアム・ウォレスの生涯を描いた作品。
メル・ギブソン監督、主演による歴史大作だが、まさにキャリアの絶頂。この頃は、何を演じても監督してもヒット間違いなしだった。
実際、この作品も壮大で娯楽性もあって、かなり面白い。
自分としては、イングランドとスコットランドの歴史を知るいいきっかけにもなってありがたかったのを覚えている。
その映像はかなり血生臭く過激だが、この時代の肉体と肉体のぶつかり合いをよく表現していたように思う。
自由を求め戦い続ける姿にはロマンを感じたし、今わの際に叫ぶ“freedom!”には心が震えた。涙
一方で暗殺者になったり、敵地に一人で乗り込んだりと、リアリティのない象徴的なシーンも多かった。
極めつけはイザベラとのロマンスだ。無茶苦茶な展開すぎて、これにはひっくり返った。笑
それらを含めて、この頃のメル・ギブソンの暴走も功績も凄かったのだ!