・ホン・ジョンドゥ(ソル・ギョング)
「健常者」と「知的障害」の境界線にいて社会の福祉からもれてる人
ネットスラングでは「ギリ健」といってギリギリ健常者扱いなので福祉を受けられなくて普通の人として働かなくてはいけない
・ハン・コンジュ(ムン・ソリ)
家族に利用され本来受けられる福祉を受けられない脳性麻痺患者
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社会の福祉を受けられてない2人が主人公
主人公ホン・ジョンドゥが刑務所からの出所したところから映画スタート
社会不適合者の演技っぷりがすごい
そして開始から20分ほどでヒロインのハン・コンジュが登場
斜視も演技でやってるのかと感心
コンジュの兄夫婦の会話
「口が臭い、犬肉スープ食べたのね」
犬肉って食べたことないけど臭いのか
ハンディカムで撮ったような安っぽい絵が多いんだけど、それがドキュメンタリーぽさを出してる
セックスが見つかるシーンは兄夫婦がネギで撃退しようとしてるから監督としてはコメディとして描いてるのかな
自分をレイプしようとした男を好きになるってストーリー展開はどうしても納得ができない
ストックホルム症候群みたいに人質が犯人を好きになってしまう症状はあるといえばあるけど…
【個人的名シーン】
家族の食事にコンジュを呼んだ場面
『社会 vs 障害者』 の縮図
自分が好きな映画「SRサイタマノラッパー」で市役所の会議室で主人公たちがラップを披露するシーンがある
そのシーンが『社会vsラッパー』という感じで、両者が交わることはわいと思わせるんだけど、そのシーンを思い出す