kazu1961

サスペリアのkazu1961のレビュー・感想・評価

サスペリア(1977年製作の映画)
3.8
「サスペリア(1977)」
原題「Suspiria」
1977/06/25公開 イタリア作品2019-056
再鑑賞

いやぁ!素晴らしいです40年以上経った今観ても色褪せない(デジタルリマスターで観たのでなおさらです)。これぞホラー映画の傑作!?
当時、日本でも「決して、ひとりでは見ないでください」というキャッチフレーズと、あまりにも激烈な恐怖・残酷表現の為???(笑)、1000万円のショック保険をつけ大ヒットしました。
なんと言ってもアルジェント監督が描くその世界観に引き込まれます。赤や青、または緑一色になる画面に繰り広げられるダークファンタジーのような世界にゴブリンのこれでもか的なサウンドが画面に釘付けにしますね。
特にゴブリンが奏でる恐怖の音楽が音響立体移動装置(サーカム・サウンド・システム)により増幅され一世を風靡しましたね。(私はスマホの着信音になっています。)
まぁ、映画「サスペリア」はホラーよりアート。赤くてお洒落な芸術作品って感じで鑑賞してしまいますが。。必見の一本!

イタリアの鬼才ダリオ・アルジェントが1977年に発表したゴシックホラーの金字塔。後に製作された「インフェルノ」(80)、「サスペリア・テルザ 最後の魔女」(2007)とあわせた「魔女3部作」の1作目とされる。バレリーナを目指すスージーはアメリカからドイツのバレエ学校に留学するが、到着早々、奇妙な出来事が次々と起こる。さらに、天井から大量のうじ虫が落ちてきたり、盲目のピアニストが盲導犬に噛み殺されたりと不可解な事件が続発。やがて、この学校に隠された恐ろしい秘密が明らかになり……。主演は「ファントム・オブ・パラダイス」のジェシカ・ハーパー。17年に製作40周年を記念し、本国イタリアで35ミリオリジナルネガからの4Kデジタルレストア版を制作。日本では19年に4Kレストア版を上映。
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