緩やかさ

心の指紋の緩やかさのレビュー・感想・評価

心の指紋(1996年製作の映画)
4.0
マイケル・チミノ最後の監督作。

暗そうな謎の邦題とU-NEXTのビジュアル(銀縁眼鏡ちょび髭ハレルソンのドアップ)も陰鬱でなかなか手が伸びなかったけど、、もっと早く観れば良かった!

ピンクと緑のフォントを使用したタイトルロールからしてポップで、上記の先入観を吹っ飛ばしてくる。

西部劇を思わせる劇伴音楽と随所に織り混ぜる歌もの有名曲が効いている。
エンドロールも素敵。

アメリカ映画です!って感じの映画を久々に観た気がする。

あのマイケル・チミノがこんなにも爽やかで堅実な娯楽作を撮っていたとは。

マイベスト・チミノになった。
そしてマイベスト・ハレルソンも。
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