ゆず塩

ディレクターズカット ブレードランナー 最終版のゆず塩のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

【あらすじ】
ブレードランナーに復帰して4人のレプリカントを追う主人公が、女性レプリカントとの出会いや、その任務を通して、レプリカントに対する見方が変わる話。

【感想】
渋い。当時はサイバーパンクな世界観が新しかったのかな。
セリフ回しとその間の取り方がちょっと冗長に感じたかな。なんの会話をしているのか、ちょっと分からない時があった。意味が分からないというのではなく、ついさっきどんなセリフを言っていたか忘れてしまう感じ。必要なセリフはハッキリと言ってくれるから混乱はしないけど。遠回しな言い方とかも普通にするので、覚えていられない時があった。

ストーリーはシンプルすぎるぐらいシンプルで。もうちょっと、主人公の展開に波がある方が好きかなぁ。
あとバッティがちょっとよく分からなかったかな。寿命を悟ったから、急に最後舐めたような行動をとってるのか? それとも、デッカードに何かを感じたからなのか……。よく分からない。

世界観の作り方は、よかったけれどね。
ただちょっと、ゆっくり過ぎる気がしましたね。人間ドラマを表現するのに必要な間だったのかなぁ。ドラマ性をそこまで感じなかったけど……でも、事象もそこまで多いわけじゃないし。
調査シーンの画像を大きくしたり、鱗を分析したり、そうしたシーンはなんか近未来ぽくって面白かったです。
ゆず塩

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