気になっていた大友克洋脚本作品がスクリーンにかかるというので馳せ参じてきた。展開は王道ながら寝たきり老人がロボットに乗って街を闊歩するとか、老人たちがコンピューターを駆使してロボット制御を試みたりとかアイディアがすこぶる斬新だった。晴子がなぜあんなに高沢老人を気にかけるのかしっかり明示されるし、細かい演出やカット、作画の緻密さなど作り込みがすごくてとても見応えがあった。晴子始め大学生たちの雰囲気もそうだし、おおらかな時代性がなんともエモかった。上映後に北久保監督のお話も聞けた。大友克洋とか今敏とか押井守とか大好きな監督の名前が出てめちゃくちゃ面白かった。老人とZ期待したい！
