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ジョゼと虎と魚たちのHのレビュー・感想・評価

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)
5.0
誰だって愛される権利があるし、精一杯もみくちゃにされるほど愛されていいんだって思えた。たとえ終わりがある恋だとしても確かに過ごした時間は2人だけのもの、ふたりだけの世界だと思うし信じたい。
始まりから好きが溢れていた!写真が流れていく感じすごくすき
料理が上手で、本好きで、頭が良くて、いつも少しわがままで、純粋無垢で、少しばかり喋りかたがおっとりなジョゼに憧れた。お花や猫が見たくて散歩するところ、雲を持ち帰りたいところ、あんたも、あんたのすることもすきっていうこともすきだったな
会話のないときの音が好きだったー、音楽とか生活音とか。
壁に貼ってあるどでかいごはんの写真付きのレシピとか、赤い四角いテーブルとか、うさぎのぬいぐるみとか、山積みの本とか。
ほかにも妙に現実味があって弟やおばあちゃん、あの彼女の障害者っていう捉え方とか、結局主人公が逃げてしまったところとか、、すごく悲しいところもあったけど、ジョゼはそれを全部わかっていだと思うけど、それでも強く生きていた。かっこいい。
とにかく全部が大好きで何回も心がぎゅーってなった。大切な人と何度も見返したい。
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