beep

ファイト・クラブのbeepのネタバレレビュー・内容・結末

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

エドワード・ノートン、初対面。
もっと暴力が前面にでてくる作品を予想していたけど、メンタルに重点があって社会批判も含んでた。

前半のいくつものサポートグループをはしごする設定は気に入った。専門家や医療色の薄い、ある意味緩くて偽物も受け入れるグループがもっとあったら良いね。

アメリカでのIKEAの家具の社会的位置づけが、ちょっとスノッブな”成功者”と絡むらしいとわかって、それが今も変わらないのか気になる。

ブラッド・ピットの服の趣味は好き❤

殴りあうこと、は、暴力だから基本的に全否定してるし、両親から殴られたことは一度もない。小学校の2-3年のときに、齋藤先生(女性)に数人の同級生とともに頬に平手打ちをされたことが多分唯一の明確な暴力体験。
でも、殴るってことは様々なコミュニケーション手段の中でも、強烈に密度の高い身体的意思疎通。
言葉を中心としたコミュニケーションでは簡単には到達できない、親密さと理解へ届くことが可能な場合があると想像できる。殴り合いとセックスは同じくらい、短期に深い関わり合いを可能にできるのかも知れない。
それは身体的コミュニケーションには嘘の混入が少ないからだろうか?
セックスから推し量ると、一気に距離が近づいた気がするのが本当かどうかは、その後の関係にもよるのかな?

喧嘩した友達と仲直りすると、喧嘩の前より距離が縮まるよね。
殴り合ったら、どうなるんだろう???
beep

beep