この人がどれだけ偉いのかわからないけど、太平洋戦争の東京大空襲から始まって、フォードの社長を経て、JFK政権の長官に転身し、ベトナム戦争、キューバ危機など、あらゆる局面においてこの人がいて、何人死んだだの負傷しただの偉そうに語っているのを見ると、何の手も汚さず高みの見物をしているだけで数と政治のゲームをしているたけのように感じられるのは自分だけだろうか。
エピローグで「(82年以降)世界の貧困や健康対策、経済発展に尽力してる」と記載されるが、だからって許されるのか。
そこには心も通っていないように感じられ虚しくなってくる。暗殺された時のJFKを語っているときだげは涙していたが……。
アメリカを中心とした近代史を知る上では意義あるドキュメンタリーではある。