まー坊茄子さんの映画レビュー・感想・評価

まー坊茄子

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ヒポクラテスたち(1980年製作の映画)

4.0


40年以上も前か。
主人公の古尾谷さんや監督も含め鬼籍に入られた方も多数おられるがみんな若い!

ありのまま(笑)の手塚治虫氏が出てるのも貴重。

怪物(2023年製作の映画)

4.0

少年2人の素晴らしい演技も然ることながら、「誰も知らない」から始まり「歩いても歩いても」、「奇跡」等、子どもたちの演技を引き出す是枝監督の手腕はお見事に尽きる。多数演技派の役者も勢揃い。

ドラマ「東
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帰れない山(2022年製作の映画)

4.0

圧倒的な山々の映像美。
登場人物の言葉が少なくても心が揺さぶられるお手本になるような映画だ。
オチ?! 最後、期せずしてブルーノが望んだ通りの最期になるのが切ない。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.0

ヘンテコ日本の大阪の真田広之。
盲目のドニー・イェン、ローグワンのジェダイに憧れる盲目の戦士かよ……。
そして、キアヌとローレンス・フィッシュバーンってだけでマトリックスのネオとモーフィアスかよってだ
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雑魚どもよ、大志を抱け!(2023年製作の映画)

4.0

この映画、レビューでは賛否が分かれているようだが、1988年の時代を感じさせる飛騨の田舎の風景がとてもはまっていた。日本版のスタンド・バイ・ミーは言い過ぎか。
だがマイゴジの山崎貴監督作の「ジュブナイ
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1秒先の彼(2023年製作の映画)

2.8

台湾版のオリジナル見てしまうと見劣りしてしまう。
男女を入れ替えたのもあるがオリジナル設定を無理くり合わせにいってるのでかなりの違和感を覚えて、自然な事柄も自然ではなくなってしまっている感はある。
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アイ・アム まきもと(2022年製作の映画)

3.6

これはこれで阿部サダヲの味が出ていてなかなかいいと思うけど、オリジナルのエディマーサン版の「おみおくりの作法」のほうが厳かで静かで良いと思うなあ。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.6

主演の岸井ゆきのもさることながらジムの会長・三浦友和の奥さん役の仙道敦子のブランクを感じさせない演技も光っていた。最初誰だかわからなかったぞえ。

聴覚障害のボクサーが主人公ゆえ、言葉少なに間など演技
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リーサル・バレット(2022年製作の映画)

1.6

これメル・ギブソン関係なくね?wという展開。
メインは無名のアンちゃんがパナマに潜入捜査。
なんかお決まりのストーリー。

リーサル○○という題名からして騙してるよね(笑)

RRR(2022年製作の映画)

4.2

すげえ評価が驚異の4.4超え

日本でヒットしたのはTOKYO MX「5時に夢中」で主役ふたりが出演して生プロモーションをしたおかげか(笑)

個人的にはあの団体芸の踊りがあまり性に合わないのだが、ボ
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

4.0

泣けた。
原作の出来も良かったと思うんだけど原監督作品でナンバーワンと言っても良いと思う。

自分の中で「河童のクゥと夏休み」を超えた。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.9

アマプラで鑑賞。
見どころは、エンドクレジットで子門真人の主題歌がフルで聴けることかな……ってくらい中途半端な出来だった。

某公共放送のNHKが追ったメイキングドキュメンタリーで、テーマとして「点」
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偽りのないhappy end(2020年製作の映画)

1.8

登場人物が多い割には掘り下げが出来てなくて、視聴者が置いてけぼりの感じだ。
主人公の行動が特に短絡的な印象。

サスペンスとして中途半端だ。これドラマにしたほうがよかったのでは?

詰め込みすぎて、説
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シュシュシュの娘(2021年製作の映画)

3.8

入江悠監督出身深谷市の深谷市による深谷市のための映画。

前科者(2022年製作の映画)

4.5

まったくなんの情報も入れず、たまたまアマゾプライムに新着にあった本作を視聴。

有村架純が出ていたので、ほんわかとした保護司と前科者の心の触れ合いを描いた映画だと思っていたら、真逆の重厚なサスペンス映
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.9

池松壮亮と伊藤沙莉のふたりの自然体な演技がいい!どこにでもいそうなカップル。気負った大げさな感じでない日常。

「くれなずめ」の監督か。納得。

ジム・ジャームッシュばりばりオマージュだな。「ミステリ
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アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

4.5

そう遠くない近未来、AIアンドロイドが高校に転校してきた。それはとある企業の秘密裏におこなわれた実証実験だった。主人公の女子高生がそのAIアンドロイドと出会って……。

田園広がる牧歌的な田舎の風景、
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ビジョンズ・オブ・ライト/光の魔術師たち(1992年製作の映画)

4.0

撮影監督にスポットを当てたドキュメンタリー。
素人ではあるが、いろいろな撮影技法を開発駆使した歴史が回見える貴重なドキュメンタリーだ。

本編とは離れるが途中、邦題の「真夜中のカーボーイ」がテロップで
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キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性(2012年製作の映画)

4.0

キャスティングディレクターで活躍したマリオン・ドハティのドキュメンタリー。

今でも一線で活躍するクリント・イーストウッド、ロバート・レッドフォード、メル・ギブソン、グレン・クローズ、ジーン・ハックマ
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フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白(2003年製作の映画)

3.5

この人がどれだけ偉いのかわからないけど、太平洋戦争の東京大空襲から始まって、フォードの社長を経て、JFK政権の長官に転身し、ベトナム戦争、キューバ危機など、あらゆる局面においてこの人がいて、何人死んだ>>続きを読む

殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

4.0

なかなかよくできてる秀作。

殺人者に追われる「ろうあ者」と設定したおかげで、彼ら特有のできないこと、聴こえないことで見えないことが盛り込まれスリリングな展開が終始絶え間なく続いていく。

緊迫感が生
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桃さんのしあわせ(2011年製作の映画)

4.0

この映画は見逃していた。
かいつまんで言うと、映画のプロデューサー役のアンディ・ラウが長年家に尽くしてくれた家政婦さんの面倒を見て、最後まで看取るというお話。

アンディ・ラウ、還暦のはずなのに若々し
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ゾッキ(2021年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃジワる映画。

大橋裕之の漫画が原作。
原作者の出身、愛知県蒲郡市を舞台に繰り広げられる映画で、監督は竹中直人、齊藤工、山田孝之が織りなすハーモニーも絶妙だ。

蒲郡市を上げて、地元の人々
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すべてが変わった日(2020年製作の映画)

4.5

スリラーというふれこみだったので、フューマンドラマじゃんと思って見てたらとんでもない。
元保安官のケビン・コスナーとその妻のダイアン・レインが、実の孫を探しにノースダコタ州に行くのだが、後半がものすご
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

これは劇場の大画面で観るしかないなとクレしんに引き続き劇場で鑑賞。

ミッション・インポッシブルシリーズもそうだが、これはトム様の、トム様による、トム様のための映画だ(笑)。

前作組のアイスマンこと
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スパイラル:ソウ オールリセット(2021年製作の映画)

3.8

アカデミー賞でバズったクリス・ロック(笑)とサミュエル・L・ジャクソンが出ている時点で高評価でしょ。
サミュエル・L・ジャクソンがこんな映画を選んじゃうところが好きだわ。
目指している、尊敬している俳
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米軍(アメリカ)が最も恐れた男 カメジロー不屈の生涯(2019年製作の映画)

3.7

カメジローさんのドキュメンタリーは、これの他にももう一本あるのか。

欲得や私利私欲にまみれた政治ゲームをしてるだけの政治家が与野党にかぎらず多い昨今、イデオロギーを超えて、沖縄のため人のために、ここ
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映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(2022年製作の映画)

3.8

テレ朝の懸賞でムビチケが当選したので、クレヨンしんちゃん映画初の劇場鑑賞。
お約束も含めてしんちゃんギャグが至るところに散りばめられていてクスっとしてしまう。間がいいんだな。下手なお笑い芸人より面白い
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.5

松本監督の長編監督デビュー作。

高校生たちが文化祭に向けて映画を撮るという簡単に言えばそういう映画なのだが、時代劇愛、映画愛にあふれた青春グラフティーの傑作だと勝手に思う。


若手アイドルたちの内
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アジアの天使(2021年製作の映画)

3.6

おっさん天使役のバイプレイヤー芹澤さんがくすっと笑わせてくれてよかった。  

そりゃ噛みますよねー(笑)

Filmarksさん、重要な役どころなんだから芹澤さんをキャストとしてクレジットさせないで
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さんかく(2010年製作の映画)

4.0

この監督、空白とか、愛しのアイリーンとか、ヒメアノ~ルとか、人の心の内面をえぐるのがうまい監督とみた。
この「さんかく」は、まだガラケー時代だった2010年の作品なのだけれど、男の心をかき乱して狂わす
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スーパー!(2010年製作の映画)

4.0

これは未見だった。

妻を寝取られた中年男性がなぜか自警団のスーパーヒーローになって、妻を救出すべく奮闘するアクション活劇?

中年版キック・アスというところか。
アメコミ愛あふれるB級な感じで、クス
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