理か

地上より永遠にの理かのネタバレレビュー・内容・結末

地上より永遠に(1953年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

噂?のデボラ•カー


1941年、
ハワイのアメリカ軍基地での生活。
今のところ戦闘が無いので、
様々な訓練の毎日を送る兵士たち。

ボクシングが人気で部隊ごとの戦いに
皆やる気満々。
新しく入って来たブルーライト兵士。
以前にはミドル級の元ボクサーであることを
嗅ぎつけたかボクシング試合への勧誘が凄い。
親しかった相手を失明させた負い目があり
拒否し続けるブルーライトへの
嫌がらせやイジメがハンパない。

曹長のウォーデンは、
大尉の妻と出会いお互い惹かれあってしまった。

歩き方が悪いとと残されて一人練習。
銃の組み立て練習。
重い銃を担いでの駆け足をなん度も。
必死になって励んでいると足をかけて転ばす。

そんな中唯一の友達マジオ。
揃ってアロハを着て酒場に行き、
ローレンという美女と出会い恋が芽生える。
みんなアロハ、
酒場でケンカ、止めてくれた曹長。

ウォーデンは、カレンが好きだったが、
自身の信念を曲げてまで一緒になろうとは
思えず別れた。賢い生き方か。

しかし、マジオ、
酔った勢いで無茶して営倉送り。
そこの担当だった酒場の喧嘩相手に毎日毎日、
半殺しの目に遭わされ、脱走したが命尽きる。

マジオの仇をとったブルーライトは、
自分もケガしたのでローレンの家に身を寄せる。

急遽日本軍の真珠湾攻撃。
本作の描き方では、日本軍は悪。
アメリカ兵可哀想、としか。

その最中ローレンが引き留めるのも聞かず、
戻ろうとしたブルーライトに味方の銃撃。
彼は、死のうとしたのだろうか。
彼も信念のもとに自身の生き方を貫いたのだ。

ラスト、カレンとローレンが船に乗り合わせる。
相手の男二人とも、女より信念を優先したのだ。
理か

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