後ろ向きな男が、カルトセミナーに連れ込まれ、何事にもYESと言う誓いを立ててしまうお話w
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ジム・キャリーが観られる幸せを噛みしめつつ…
お話は三谷幸喜作品のように、ラストに向け次々に伏線が回収されて爽快なのだが…
ずっと笑ってもいられない。不意に発せられる台詞が芯を食っていて、作品を通して人生のメタファーに満ちているのだw
わたしなんかには、思い当たる節がたくさんあって耳が痛い汗w
この世界は遊び場だって…子どもの頃は分かっていたのに、ホントいつ忘れてしまうのだろう…
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そう言えばわたしの知り合いに、
本作の素敵なヒロイン、ゾーイ・デュシャネルをそのまま写し込んだような、女性ロックンローラーがひとりいる。
昨年彼女に誘われるまま、とあるイベントについて行ったのだが…何故かその日の終わりには、
ポーランド人のカメラマンと見ず知らずの電気屋さんと一緒に、強風の河川敷で寒さに打ち震えていた。
そこに優しいトラック兄ちゃんが登場。荷台で暖を取らせてくれて、みんなでみかんをいただいた経験がある汗w
つまり何が言いたかったかと言うと…きっと少し勇気を出して「YES」マンになれば、
旅がサイコーに上手くいっている時みたいに、信じられないような充足感が得られる!…可能性がある!…かもしれない。
いつも「YES」マンだと、たぶん自分はエネルギーが足りなくなってしまうから、時々「YES」マンくらいの具合で行きたい。
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ルック0.5
シナリオ1.0緻密で心地よい伏線回収
役者1.0ジム・キャリーが変幻自在で素敵
深度1.0