こぅ様におすすめいただいた「ホラー＆ミステリー文学映画コレクション 狂気と幻影の世界」10枚組DVDの中の一作。
うわぁこれすごいよかったよ〜！
てかオペラ座の怪人（オペラの怪人）て『黄色い部屋の秘密』のガストン・ルルーの原作だったのか！そりゃおもしろいわけだ。
でもなぜか評価低いのね。何回も映画化されているし、ミュージカルにもなっている題材だから、他の作品に比べて、とかかな？
わたしは好きだな、この悲しいストーリー。
若い歌手志望の女の子を陰ながら応援しながら自分は貧しく、なのに20年勤めたオペラ座はクビ、さらに２年かけて作った協奏曲を盗まれて、ってそりゃ人も殺したくなりますぜ。
歌と演奏と華やかなステージ、というオペラステージががっつり楽しめるのも良い！
若い女の子に男どもが揃いも揃って入れ上げやがってとか、いやあのシャンデリアのぶっとい鎖は、あんなんで切断するのは無理ではとかいろいろ思うとこはありましたけど、あのラストは良いですね。
これぞオペラ座！
あの歴史ある華やかな場所では、たくさんの人々の愛憎が渦巻いているはずだから。こんなことも起きるってことも信じられる気がする。
すばらしい。拍手。
スタンディングオベーション！
