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ロイドの初恋のMのレビュー・感想・評価

ロイドの初恋(1924年製作の映画)
3.7
始まってすぐに初恋的な要素があり、以降は彼女とその両親を巡るドタバタコメディになっていく。新車が廃車になる流れは、助手席に明らかな迷惑者にロイドが翻弄されるという手法でちょっと新鮮。
更にラストの自分が殺人者になってしまったのでは?と誤解して取り乱す流れは、アンジャッシュのコントによくあるすれ違いの様でもあり、
サイレントコメディ映画でこの手法を使ったモノは初めて観たのでとてもよかった。

ストーリー自体は平凡な感じだが、
お化け屋敷ものとしても、
ホーンテッドハウスよりも良かった。

ただ邦題の初恋というのは、
どうかなとは思う。
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