ウォルシュのミュージカルということで興味を持ったがクレジット順を見た限り女優の見せ方以外は投げやりな感じがする。
太短い足でドタドタ踊ったり、薔薇よりひなぎくの方が控えめで素晴らしいと語るマリオン・デイヴィスに失笑。
暴君的な監督にいじめられるスターの卵たちは新聞王の圧力に喘ぐウォルシュ自身か、ただそんな中でも農園のレヴューシーンは不気味ながらエネルギッシュで良かった。
とはいえ好感度作戦に便乗して『スタア誕生』みたくハリウッドをしっかり夢の国に仕立て上げるスタッフ陣は流石、生娘シャブ漬け作戦を牛丼屋に九十年先駆けてやってるんだから神格化に関しては事欠かない。