るい

交渉人 真下正義のるいのレビュー・感想・評価

交渉人 真下正義(2005年製作の映画)
3.3
スピンオフもおさらい
踊るスピンオフシリーズとして
過去に劇場作品が2作、ドラマが2作
ショートムービーが1作作られてる
その最初の作品が今作
警視庁初のネゴシエーター(交渉人)として
舞い戻り
見事「台場役員連続殺人事件」の解決に貢献した「真下正義」の単独作

真下はあの時の事件解決後
報道陣に囲み取材を受け
事件の経緯をベラベラと話していた
それから1年後の
2004年12月24日
ガードが固い警視庁のネットワークに直で
弾丸ライナーと名乗る男から
「真下警視、出ておいで、一緒に地下鉄走らせようよ」
という不正アクセスをしてきた
これは悪戯のレベルを超えてるうえに
犯人自らの予告通り
16時に葛西第二公園のゴミ箱が爆発
さらにTTR(東京トランスポーテーションレールウェイ(要は地下鉄))内で識別不能の車両が一両走行中であるとの報も受けた
この事件に対し警視庁は
地上班に木島丈一郎警視を向かわせ
TTRの総合司令室へは
第一級テロの可能性があると見た
室井さんの判断(全責任を自ら抱えるのを承知で)で
交渉課準備室のチームを向かわせることに
そんな中、TTR内では
最新鋭試験車両である
クモE4-600(通称クモ)が何者かによって
遠隔操作され、地下鉄網を暴走し始める‥‥

今回はシリーズの中でも1番映画映画してる作品
完全に「地下鉄パニックサスペンス」なんだよね
リアリティも無いし
だからなのか「踊る」らしさがあまりなく
踊る大捜査線の作品として期待してみると
かなり残念な作品になってる
結局、青島の活躍ありきなんだよな🤔
とにかく真下だけだとパワー不足なんだけど
それを予想してたのか
一応補うキャラとして、一緒に手を組む
バカヤロー!が口癖の
チンピラみたいな刑事
木島さんが初登場して活躍
どちらかというと彼ら地上班の活躍のがメインより面白かったかな🤣
その他の脇も良い
交渉課の部下の倉橋くん(ムロツヨシ)
爆処理の眉田さん(松重さん)
地下鉄側の國村隼さんや線引屋の金田龍之介さん
とにかく全体的にみたら
脇役の使い方が上手い作品だったなってイメージ
この映画キッカケで「ジャガーノート」と「オデッサファイル」知ったのも思い出
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