るい

怪獣総進撃のるいのレビュー・感想・評価

怪獣総進撃(1968年製作の映画)
3.5
やってまいりました!
姉さんと巡るゴジラ
今回はゴジラシリーズ最初の総決算とも言うべき怪獣映画20記念作である
今作「怪獣総進撃」
話は

20世紀末、国連科学委員会は
月に探検基地を開設し
また硫黄島の宇宙基地からロケットを発進させていた
さらに委員会は
小笠原諸島周辺を利用し
一大海底牧場を作り
そこにはゴジラをはじめとする怪獣達を一堂に管理、研究する
「怪獣ランド」もあった
そんなある日
謎の毒ガスが怪獣ランドを覆い
地下コントロールセンターも侵食され
さらに妨害電波により
外部からの通信が不能となり
怪獣も職員も消息不明状態に
そんな直後
モスクワにラドンが
パリにゴロザウルス、バラゴンが
北京にモスラが
ロンドンにマンダが
さらにゴジラはニューヨークにと
小笠原怪獣ランドの怪獣達が
世界各地に現れて破壊活動を開始していた
何者かの仕業であることは確か
果たして

とうとう怪獣が国に管理されるという
トホホな世界線を舞台に
宇宙からの侵略者に対し
人間と怪獣がそれに挑む話
いわば怪獣版「アベンジャーズ」🤣
とにかく内容が子供騙しというか
なんか薄っぺらいんだよな
セリフなんかもそうなんだけど
今作コンセプトが
「怪獣の忠臣蔵」を作ろうというアイデアを元に製作が始まってる
そう敵の名前も
「キラアク星人」=吉良、悪(忠臣蔵の仇、吉良上野介ね)
から来ているんですよ🤣🤣
このネーミングの由来の話聞いた時
妙に納得した思い出がある

そんな怪獣の忠臣蔵は
ゴジラ、ミニラ、ラドン、モスラ、アンギラス、マンダ、ゴロザウルス、バラゴン、バラン、クモンガ
そして敵対するキングギドラの
計11体が登場

さらに人間サイドも
主人公の久保明をはじめ
小林夕岐子さん、佐原健二さん、田崎潤さん
土屋嘉男さん等
怪獣映画オールスターキャストを揃え

スタッフも
プロデューサー 田中友幸さん
監督、脚本 本多猪四郎さん(脚本は馬淵さんと共作)
音楽、伊福部さん
特技 有川貞昌さん

内容はともかく
とにかく総決算に相応しい方たちで作られた
豪華作品なんですよね
にしても世界観が宇宙や世界各地って
やたらワールドワイドになった割には、展開薄いよなって🤣🤣🤣
改めて観たらツッコミ所満載過ぎてウケた
とにかく怪獣が10体も出てくるのに
クライマックス以外が
怪獣に生気を感じられないというか
やはり人間に管理されたり
キラアクに操られてるって
無理があると思うんだよね
怪獣が怪獣してないってなんなんだって思った🤔🤔🤔
しかも一部怪獣は、見切れるだけっていうのが
特に
バランとバラゴンは活躍シーンが全く無いうえに
山場のキングギドラとの対決に参加させてもらえないっていう😅🥲
バランに至っては存在すら
いたのか?ってくらい
だって唯一名前が呼ばれないうえに
登場時間10秒くらいって💦
なんか怪獣たくさん出るけど
雑さが本当目立つ
まあ豪華にするけれど予算もギリギリだったんだろうな🤔
でも
やっぱりクライマックスの暴れっぷりを最初から観たかった
キングギドラをみんなでボッコボコにしてこそ、観たかった怪獣映画だよって思ったし
キラアクの最期の足掻きがお粗末過ぎるし
なんか良かったり悪かったり
惜しい作品だよな〜💦
ちなみに今回はせっかくシリーズ配信来てたんで
アマプラで観ました

〜余談〜
今日
やっぱりアマプラでも観れるんだけど
コレクションに加えたくて
「ゴジラ−1.0」の豪華3枚組のBlu-rayセットを買ってしまった
やっぱり本編は言わずもがな
特典も豊富だから円盤で観たかったんだよね
これからじっくり楽しもうっと🤣
るい

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